<   2008年 02月 ( 4 )   > この月の画像一覧

屋久島にふれてきた

屋久島へ行ってきた。
思ったよりもお腹が大きくなっていて心配ながらも出発がせまるとワクワクだった。

出発前日、いたるさんの横浜の実家に泊る。
久しぶりに帰る彼のもとに友人たちが集まり、宴会が、、、
そして朝、もちろん二日酔いの彼。
ぎりぎり電車に飛び乗って、空港につけば飛行機は設備不良で欠航、、、、
あやしげな航空会社にしたためか、、、朝から暗雲がたちこめる。
結局1時間半後の振替便に無事乗るも、その飛行機も30分遅れで離陸。
乗るはずだった高速船は乗れず、結局種子島経由の時間のかかる最終の船に乗る。
種子島を過ぎたあたりから雲行きあやしく、白波がたちまくり、揺れまくる船。ついに吐く、、、、、
そしてやっと屋久島についたーー!!!と思ったらドビューーーーーッとふきつける突風が
さらに拍車をかけ、「来るところを間違ったか、、、、、、。」と気持ちは↓。

朝6時に出発して、屋久島についたのは夕方6時。
いちよう新婚旅行ということもあり、1日目は屋久島で1番高級なホテルあかつきに泊る。
ヴィラのお部屋は広くてきれいで二人してテンションがあがり、はしゃぎまくって写真もとりまくる。
その夜は疲れから速攻寝てしまった。屋久島への想いは明日に期待して。


朝、雲で覆われている空のすき間から光が海に差し込んでいる。
神様が降りてくるといわれる、目の前に広がるなんとも言えない光景にしばし沈黙。

d0146314_13133133.jpg




屋久島は不思議な島で、北と南では5度も気温差があり、天気もまったく違う。
北は宮之浦岳から吹き下ろされる冷たい風と雨雲の影響もあって、東京よりも寒い。
南は日差しが暖かく、風も弱いので暖かい。
到着した日は屋久島でも最も寒い日だったらしく、雪が降り、森への道はすべて封鎖。
仕方ないので、南から西側をまわってみることにした。
車で走りながら、気になった場所へ立ち寄る。
途中、干潮時だけ入れる海中温泉へ行くが、海の中だった。
一斉に「ヨダレカケ」が集団でビタビタっと動くのを発見。
いたるさんは波がザバンザバンくるなか、マクロレンズのカメラでなんとか撮影しようとし、
案の定、海へ落ちる。でもカメラは必死で守り無事でひと安心。

次に念願のタイドプールへ。珊瑚がゴロゴロする海岸に点在するタイドプール。
しかし風が強く、真冬のような寒さで30分も外に居られない、、、
プールを覗いても、魚どころかヤドカリもいない、、、いるのは貝だけだった。
でもきれいな貝や珊瑚拾いに寒さも忘れて夢中になっていた。

d0146314_13264255.jpg



2日目に泊る宿はモッチョム岳の目の前にある民宿「四季の宿 尾之間」。
目の前に悠然とそびえるモッチョム岳。後に私たちのお気に入りの言葉となる。
夕方、近くにある温泉にいく。源泉がわきでるちょっと熱めのトロトロの湯。
レトロな建物と地元の人たちの会話が素敵な温泉だった。
民宿の方もお部屋も素敵だった。ここはまた来たい。

d0146314_13293584.jpg

民宿の庭で見つけた凧をあげるいたるさん




3日目は封鎖がとけたということで白谷雲水峡へ。
雪が残る山道を進み、入口まで来たころにはあられのような雪が降り出す。
レンタルした登山服のフル装備でいざ出発。

d0146314_13345030.jpg

雪溶け水にしたたる苔たち




澄んだ川の流れとツンと澄みきった空気。雪の残る森に広がる苔。
水も空気もおいしい。なんて素晴らしいところなんだ。

d0146314_1339433.jpg

一歩登山道をはずれるとすべてが「もののけの森」のよう



d0146314_13554176.jpg

苔と奮闘する根暗カメラマン-いたる



途中から完全な山道になり、結局「二代大杉」まで頑張って歩き、引き返す。
普通の人なら30分の道のりを二人でゆっくりゆっくり1時間半かけて歩く。

d0146314_13564742.jpg

樹齢700年の二代大杉



なんとも言えない偉大な森。
たった少しだけしかふれてないのに、森の魅力にとりつかれる。




3日目から民宿「晴耕雨読」に3泊。
ここは一人旅やあやしげなカメラマンたちに人気の宿だ。
素泊まり3,500円で、共同のお風呂とキッチンがあり、みんなの集まるスペースがある。

初日は初ひとり旅のY中氏とキュレーターをしているS田さんと私たちだけ。
共同スペースはとても居心地が良く、部屋よりもそこにいることが多かった。
毎日入れ替わりでひとり旅の人がきては、夜は自炊して皆で宴会。
熱く語る人たちと共に過ごす夜。楽しかった。

この宿に集まる理由は民宿のオーナーのアイコさんと三郎さんの人柄もある。
ほがらかなアイコさんと博学でおもしろい話をしてくれる三郎さん。
特に粘菌や冬虫夏草の話には興味シンシンだった。
そしてお二人が入れてくれるコーヒーもおいしい。

4日目はグダグダと過ごしてしまい、5日目はいたるさんは海へ潜りに。
ダイビングサービス「森と海」の原崎さんはいたるさんとヤドカリ仲間。
彼が潜りの間、原崎さんの奥さん(かずえさん)がいろいろと案内してくれた。
かずえさんは森のガイドもしているだけあって、植物に詳しい。
冬虫夏草の本なども見せてくれた。ただ冬はなかなか見れないらしい。
8ヶ月になる森羅くん(超かわいい!)を連れて、世界遺産「愛子岳」の麓で安産祈願をし、
100円の無人販売所でタンカンを買って、地元の人しか来ない穴場のガジュマルの森へ。

手つかずのガジュマルの森はかなり印象的なところだった。心に深く残る森。

d0146314_1420739.jpg





ガジュの森で私の好きなシダ類について教えてもらい、
自分ももっと植物のこと知りたいなと思った。今の時間のあるうちに勉強しておこう。

海は荒れていたけど楽しかったようで、二人とも大満足の1日となった。

最終日は宿でゆっくりして昼の船で帰る。
鹿児島でタクシーの運ちゃんに桜島が一望できる高台に連れてってもらい、
飛行機に乗って帰宅。


私がお腹が大きかったこともあって、深くは立ち入れなかった今回の屋久島。
でもまた行く理由もできたし、いつかは島に住みたい私たちの候補の島でもある。
今回の旅は、どこよりも屋久島へ行って良かったと思える旅になった。

いつかまたゆっくり行こう、、、、。
[PR]
by niid-design | 2008-02-24 14:36 | 旅のこと

梅と猫

先日、修善寺へ梅を見に行った。
目的は前回雪のため食べられなかった蕎麦を食べること。
ついでの梅である。

ついてみると、3日前に降った雪の残りがまだいっぱいある。
蕎麦屋の駐車場に車を止め(梅園は300円もかかる!ぼったくりだ!)、
なんとなくそれっぽい道へ入っていく。
山へと続く道には雪が10cmくらいは積もったままで歩きにくいけど楽しい。
途中、竹が倒れていて道を塞いでいた。
いたるさんはカメラに夢中でなかなか進んでこない。
私の陸用(らしい)に買った中古のコンデジ「ポセイドン2号」で、私も思考錯誤。
だいぶ歩いて行くが人の足跡もなくなり、また竹が倒れ道を塞いでいる、、、、

あれ?これ、梅園にたどり着けるの??

引き返す。

梅園の駐車場まで戻ると、思いっきり「梅園はこっち→」の看板が!!!
でももうお腹も足も痛い。しかもけっこう駐車場から遠い。
お腹もすいたし行くのをやめようかと思ったけど、せっかくなので頑張ってみる。

梅園につくと、ほのかな梅のいい香りが。
思い思いに撮影にふける。でも私はコンデジになかなか納得がいかない、、、


d0146314_16254553.jpg


すごーく頑張って梅を撮っている図(1歩入ってるし、、)。



d0146314_16264739.jpg


うん、なかなかきれいだ。



d0146314_16272333.jpg


実は桜よりも梅がすき。まだ5分咲きくらいだった。




もう日が陰ってきたので、急いで蕎麦屋へいく。
この蕎麦屋、最近の私たちのお気に入り。
料理の前にトリの薫製と野菜の薄切り(辛い味噌付)を出してくれるのだけど、
これが非常においしい。そば茶もおいしい。蕎麦と野菜の天ぷらを頼む。

しばらく待っているとテラスに1匹の猫が!!

d0146314_16353934.jpg


ぎゃ〜、かわいい!!!!!
夫婦ともに大の猫好き。すかさずカメラを持ってテラスにて撮影会。
猫は夕暮れの日だまりで、私たちにおかまいなしに寝始めた。



d0146314_16371420.jpg


猫の何が好きかって前足とシッポ。
シッポの先だけちょんちょん動いている様子なんかは何時間でも見ていられる。

結局、蕎麦を食べた後もずっと粘るも私はいいものは撮れず。
そのうち、猫はあきれたように起き上がって去ってしまった。

猫飼いたいな、、、、もっと猫がいる場所を発見できたらいいのに。
またそのうち江ノ島へ猫を撮りに行こう。
[PR]
by niid-design | 2008-02-09 17:06 | カメラライフ

苔の島へ

コケ。

私の好きなもののひとつに「苔」がある。
実家に茶室があったためか、その茶室の前にひろがる日本庭園が
小さい子供ながらになんて素敵なんだと思っていた。

全体を苔に覆われ、その中に灯篭がぽつんとたち、モミジ、マンサク、どんぐりの木々に
ムラサキシキブ、センリョウ、トクサなどの植物がひっそりたたずむ。
その庭でやっぱり苔の存在が大きく、
大人になった今でも苔に対する想いはつよい。


来週、屋久島へ行くことにした。
屋久島というと屋久杉が有名だけど、私にとっては「苔」の島。
映画「もののけ姫」の森があるところ。
今、妊娠7ヶ月に入ったところで、登山はまずムリ。
でも自然の空気と苔の大地に包まれたら、それだけでパワーをもらえそうだ。
山奥はムリでも、歩ける範囲で「苔」にふれたい。

今までの旅は性格上、綿密にいろいろ決めないと不安な私だったけれど、
いたるさんはけっこう行き当たりバッタリ。
さすが世界を放浪していただけあって、というより性格の問題か、、、
宿は1日目だけ決めて、あとはむこうに行ってから決めることになった。
でも不思議と不安もないし、楽しそうだ。

わたしは潜れないけど、彼はもちろん屋久島の海へ潜る。
どんな海なのか、私も話を聞くのが楽しみだ。
わたしはその間、タイドプールでヤドカリ探しでもしていよう。

もう今から楽しみでしかたがない。
きっと旅にはしばらく出られなくなるだろうから、思いっきり楽しもう。
[PR]
by niid-design | 2008-02-06 19:32 | 旅のこと

生命の星・地球博物館へ

生命の星・地球博物館へ行ってきた。
といっても、瀬能先生に会いに行ったわけではありませんが。

博物館とかって独特の雰囲気があって好き。
ここは入口から入ってまず心がグっときた。
隕石がドーンと置いてあり、あまりの無造作な設置に私は偽物かと思って先に進む。
いたるさんは「絶対本物だ!」と言って、軽くバトル。

私の好きな月球儀があり、その先に大きな地球儀がゆっくりとまわっている。
地球儀は火山地帯と海溝が小さく光って線を描いていて、神秘的。
ふと見上げると大きな岩の壁、アンモナイトの壁と続く。

その先に目に入る大きな「リュウグウノツカイ」。
「これ本物?こんな大きいの?でも他のカエルアンコウや魚たちが妙にリアルだし、、、」
なんていいながら恐竜エリアへ。



d0146314_16543641.jpg



博物館に入った瞬間から子供のようにはしゃぐいたるさん。
「これと写真撮って!次はコレね!」と動き回っている。
半分あきれながら少し離れて他のものを見ていると、
おばあさんにいきなり話しかけられている、、、
なんでもすぐ触ったりする彼なので、
怒られているのかと思って慌てて近づいていくと学芸員さんのようで、
マンモスの説明をしてくれていた。
近くに子供づれの家族もいるのに、なぜ彼に説明を、、、

大きなくじらの骨が天井にあり、「あれ、本物ですか?」と聞くと、
レプリカと書いていないものはすべて本物らしい。
入口の隕石もアンモナイトの大きな壁も、リュウグウノツカイまで、、、
すかさず「ほら、本物じゃん!」と突っ込まれる。
す、すごい。本物なんだ。ちょっと感動。



恐竜の化石を見ると、こんなものが生きていた時代があったなんて思えない。
宇宙のこともそう。宇宙の果てってあるのかとか、そこにあるひとつの星が地球で、、、
とか考えだすと、自分って小さいなーって思う。
まして、どうでもいいことでくよくよ悩んだり、もっと大きくおおらかに生きたいと。

いたるさんと出会って、けっこう先が想像できない楽しさを知った。
ダイビングをはじめて、おもしろすぎる素敵な仲間ともたくさん知り合った。
自分の世界はまだまだ小さいけど、
様々な人やモノとの出会いやこれからの未来に想いは馳せる。

−25mから見上げた海の表層を今も時々夢でみる。
とりあえず早く潜りたいなー。
[PR]
by niid-design | 2008-02-02 17:18 | おもうこと